絵本専門士として子供と関わる

子供好きな人が就く仕事として、保育士や教師はもちろん、子供の成長・教育に欠かせないおもちゃや絵本に携わる仕事もあります。
その中に、「絵本専門士」という絵本の専門家がいます。
絵本は赤ちゃん向けのものから大人向けのものまで、実に多種多様です。
赤ちゃんや子供はもちろん、大人やお年寄りの脳にも刺激や癒しを与えてくれます。
そんな絵本を広めるべく、絵本に関する知識を持って絵本を勧めたり、届けることが絵本専門士の仕事です。
活躍の場は保育園や学校、図書館、病院などがあります。
職員として勤めたり、あるいは読み聞かせや絵本を広めるワークショップを開いたりと活動も様々です。

近年、0歳のころから読み聞かせをしようという、ブックスタートという活動が全国各地で広まっています。
まだ言葉を話せなかったり、文字が読めない段階の子供でも、読み聞かせの声から喜怒哀楽を感じ取ったり、絵を見て初めての景色に触れることができます。
絵本を読み聞かせることは、親子または先生と子供たちのコミュニケーションになり、想像力や語彙力が高まるきっかけとなります。
年齢や発達段階に応じた絵本を勧めることも絵本専門士の大切な役割です。

絵本専門士になる講座を受けるには条件があり、本・教育関連の有資格者や実務経験者、絵本出版経験者等が当てはまります。
絵本を子供の教育に活かすべく、絵本に関して高度な知識や読み聞かせテクニックを学びます。
本や教育に携わっていて、スキルアップを考えている人におすすめの仕事です。